こころ
前回に引き続き、元新聞記者、井上平三さんが執筆した「私のがん患者術」より、『私のがん患者術十か条』を採り上げます。今回は後篇として、患者術の6条から10条を引用して考えます。 「引用元:井上平三(2002)『私のがん患者術』岩波書店(38-58項)…
今回は、ある新聞記者の方が、がんの罹患時に作った『私の患者術十か条』を紹介します。参考になるところが多い十か条ですが、ご本人の思いが強く出ている箇所もあるようです。全体としては、記者らしい深い見方を感じさせる一方、患者にとって分かりやすく…
今回は、私の過去の回想録と共に、話をきいてもらうことの大切さについて記事にしたいと思います。 闘病する人は、時々、誰かに話をしっかり聴いてもらうことがとても大切です。一方、闘病する人の傍にいる方には、時おり、その方の話を丁寧に聴いていただき…
今回のリラクゼーション映像は、登山鉄道の運転席から撮った映像です。北アメリカのロッキー山脈にあるパイクスピーク(標高4,302m)という山を、ゆっくり1時間15分ほどかけて登るアプト式登山鉄道『パイクスピーク コグレイルウェイ』の絶景をご覧いた…
前回に引き続いて、ある書籍(引用元:鈴木秀子(1999)『愛と癒しのコミュニオン』文芸春秋(200-201項))からの言葉を紹介します。著者の鈴木秀子さんは、聖心女子大学文学部教授を経て、現在、文学療法やエニアグラム、リスニングセミナーの指導に当たられて…
闘病中(特に入院中)にあって、ひとりでいる時、夜眠れない時、検査結果が良くなかった時など、あれこれ心配事が頭の中を駆け巡ります。そんな辛い最中にどう対応したら良いでしょうか?今回は心配事に対処する考え方をご紹介します。 ある書籍(引用元:飯…
闘病する人の心を癒すリラクゼーション映像5選として、今回はナイトシティ&ジャズ編です。前の同内容の記事を改訂して、3つの動画を入れ替えました。落ち着いたジャズをバックに、ナイトシティがグラフィックアートのように描かれているものも。ジャズと…
前回、「闘病する人の心を癒すリラクゼーション映像3選」として『自然編』を紹介しました。そして今回は続編、カフェのリラクゼーション映像を紹介します。 前回、リラクゼーション映像を紹介するに至った経緯として、私が在宅療養してた頃の話をしました。…
私が在宅で療養していた頃のことです。ダルさや熱っぽさのために、ベッドに横たわり、よくぼんやり時間をやり過ごしてました。これから病状がどうなっていくか分からない中、ぼんやりとはいえ、不安や心配が入り混じった日々でした。今、闘病生活を送ってい…
重い病気と長い間つきあい続けていると、本や雑誌の中でふと目にした言葉から、思いもかけない励ましをもらうことがあります。私が覚えているそうした言葉、闘病者のこころを鼓舞してくれるような、ともし火のような言葉を紹介しようと思います。まず、その…
完治する見込みのない病気を抱え込むと、生きる希望を持つことはなかなか厳しいです。明日をイメージすることさえ心がしんどいです……では、どうしたら良いのか。 苦しい状態を抜け出そうと私が試みたこと。それは、希望が見えない状況を乗り越えるために来世…